- 1 ほっしゃん。 2006/02/14(Tue) 19:16
- 一応この掲示板に書き込みさせてもらうのは久しぶりという事になります。
ほっしゃんです。初めての方ははじめまして、よろしくお願いします。
早速で申し訳ないのですが、質問させてください!! 現在、私はBOSS CS-3というコンプレッサーを使用しているんですが、どれだけ調整してもON/OFF時の音量に差が出てしまいます。 正確にはOFF時の音がどうしても大きくなってしまいます。 どうにかして、音量差をなくしたいと思って自分で試行錯誤を繰り返してみたのですが、どうにも上手くいきません。 どなたか、アドバイスを頂ければありがたいです。よろしくお願いします。
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5 ほっしゃん。 2006/02/15(Wed) 12:43
- 楽器屋で試奏させていただいた時はそんなに音量差を感じなかったのですが・・・
ちなみに使用しているエフェクターはそれのみで、ケーブルはモンスター、 ベースはスティングレイを使っています。
昨日スタジオ練習があったので入力レベルを下げてみて調整しました。 すると、何とか音量差を小さくする事に成功したのですが、次は音自体が小さすぎて ドラム、ギターに消されて全くと言っていいほど聞こえなくなってしまいました(汗
以前に一度、エフェクターを落としてしまった事があって、故障かな?とも思ったり もするのですが、ちゃんと音もなってるし・・・と思ってる次第です。
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6 すわべ 2006/02/15(Wed) 16:02
- >>5 ほっしゃんさん
出音の音量はアンプ次第では?
書かれている内容を見る限りでは、何かコンプに気を取られてバランスを崩しているように思えますが・・・ 一度コンプをセットから外してみて、自分のプレイにコンプをどう生かすか(場合によっては、不要と言う結論も有り)考えてみては如何でしょう?
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7 ほっしゃん。 2006/02/15(Wed) 17:15
- そうですか・・・わかりました!!
ご丁寧にどうもありがとうございました。m(__)m
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8 KC 2008/04/21(Mon) 00:42
- 若干スレ違いなのは承知ですが、質問させてください。
REC時(宅録ですが)にコンプレッサーを軽く掛けた方が良いと 聞いたので、試しにとベリンガーですがおそらくCS-3もどきのコンプレッサー を購入しました。
それでですが、「コンプレッサーを軽く掛ける」とは どの程度から軽く なのかがイマイチわかりません。
全部12時だと 軽く ってことにはなりませんかね? まずTONEは12時でいいと思うのですが、アタック、サスティンはどのようにしたらいいのでしょうか?
聴覚的に良いと思えれば良いのでしょうが、基本 が有るのであれば知りたい次第です。
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9 すわべ 2008/04/21(Mon) 12:31
- >>8
コンプを音作りの為のデバイスと考えたら、別に「軽く掛ける」で無くても良い訳で・・・ ペッタペタに掛けてやるのも、音作りとしては有りでしょう。 設定値(ツマミの向き)は使っている楽器などにも左右されるので、どの位置なら適正と断定する事は出来ません。 と言う訳で、私の意見は「良いと感じたら、それでOK」です。
あるいはレベルオーバーを防止する為のリミッターとしてコンプを使う場合。 この場合は「普通に弾いている分には掛からない(コンプがアタックを抑えない)」で 掛かった際にはレコーダーのレベルメーターが適正レベルを越えないように設定します。 この場合はサスティンは絞り(8〜9時位かな?0でも良いかも)入力レベルに合わせてアタックのツマミを調整と言う操作になるかと。
また、録音した物をミックス〜トラックダウンの際に全体へ掛ける事も有ります。 これだとステレオ仕様のコンプが必要になるかな? 最近のMTRだと、この辺のエフェクトは内蔵されている事が多いですね。
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10 holly 2008/04/21(Mon) 21:57
- コンプのパラメーターの基本は
Threshold=どのレベルからつぶすか Ratio=設定したレベル以上の音量をどの程度の割合でつぶすか Attack=設定したレベル以上の音量をどのくらいの素早さでつぶすか Release=つぶしたあとどのくらいの素早さで元の状態にもどすか Level=つぶすと当然音量が下がるのでどの程度ブーストするか の5つです。 コンプを「軽く」かけるというと2つの意味が考えられます。 1 Thresholdを高めに設定する。つまりよほど大きい入力がないとコンプが 作動しないようにする。 2. Ratioを低めに設定する。つまりコンプがかかり始めてもそんなにつぶさない。 の2通りのセッティングを指すと思われます。フルパラメーターが揃っていて、 レベルメーター、リダクションメーター(つぶし具合を表示するメーター)が 装備されているコンプで覚えるとそのニュアンスの違いがわかります。 しかしながらコンパクトのコンプだと上記の5つのパラメーターがあるものは稀 なので(他のパラメーターは固定、もしくは連動)自分で聴いてみて良いと思えれば 良いと思います。でも人から借りる機会があればフルパラメーターあるコンプで (たいがいはラックものになると思いますが)試してほしいです。コンプは奥が深い!
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11 すわべ 2008/04/22(Tue) 09:30
- >>10
さすがhollyさん、判りやすいです。
手前味噌な余談ですが、ふと自分の持っているコンプを見てみたところ・・・ 5つのパラメーター全部を操作出来るのはdbx MC6だけでした。 同じdbxでも160XT(ラック物)はスレッショルド・レシオ・出力レベルの3つだけ。 この2機種にはレベル/リダクションレベルのインジケーターが付いています。
コンパクト物はスレッショルドとレベルしか無いものばかりでした(笑) オレンジスクイザーのコピー(自作)に至っては、ツマミとして有るのはレベルだけ。 BIAS調整をトリマーで行うのですが、これはヘタにいじると変な音になるので・・・
ちなみに、オレンジスクイザーって回路的には「昔のテレコ/ラジカセのリミッター」とほぼ同じです。
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12 holly 2008/04/22(Tue) 21:56
- ちょっとAttackがうまく説明できなかったので再度挑戦。
Attack(正確にはAttack Time)は設定した音量を超えた時にどのくらい のスピードでコンプを作動させるかのパラメータで0.5ms〜100msくらいの 幅が標準的です。(これは入力する楽器によって設定値がかなり変わる) 全体を圧縮してから音量が同程度になるくらいにレベルをブーストした状態で アタックタイムを遅くすると全体的にはコンプでつぶしてブーストするので 音量は変わらないが、音の立ち上がり部分だけはコンプがかからない状態で ブーストされるので、いわゆる「アタックの強い音」を作ることができます。 このときリリースタイムを速くしておかないと「前に弾いた音」で作動している コンプがまだ「つぶし続けている」ので立ち上がりが強調されないので注意! コンプは音をつぶすだけでなく、使いようによっては音のエンベロープ(音の 立ち上がりから減衰までの音量変化)を自在にコントロールできるのです。 ただしやりすぎると不自然に聴こえるので、補助する程度に使うのが吉と 思います。それが「コンプを軽く使う」ということとも言えるでしょう。
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13 holly 2008/04/22(Tue) 22:33
- さてスレの本題に戻ってCS-3のパラメータですが、以前に試奏した印象では
CS-3の「Sustain」についてはThreshold,Ratioの連動ではないかと思われます。 (そしておそらく「Attack」はAttack,Releaseの連動でしょう) 5つのパラメータが操作できるコンプはあらゆる入力の楽器に対応できるメリットが ある反面、それだけセッティングが面倒になります。例えばドラムを処理する時には (同じ条件で録音したものでも)リリースタイムはテンポによって変える必要がある くらいです。実際、特定の楽器に使う場合にはほとんど固定ですむパラメータもあります。 それならば特定の楽器に特化してしまえという考え方がコンパクトの考え方でしょう。必ず しもパラメータが少ないからダメということではありません。ギターには最高だがベースだと ダメだったとか、パッシブのベースだと最高だが、アクティブのベースだとON・OFFの音量 調整すらままならないという経験も多数あります。でも自分の楽器と自分の演奏にピッタリ あったコンプならばパラメータがひとつしかなくても良き相棒となってくれると思うのです。 コンプは自分のベース(またはギター)を持って楽器屋で出会いを探すのが一番です。
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14 KC 2008/04/25(Fri) 23:03
- >>すわべさん、Hollyさん
レス遅れてしまい、本当に申し訳ありません。
ご丁寧にお答えしてくださり、本当に有り難うございました。
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