- 1 BB 2009/08/24(Mon) 15:27
- はじめまして。
よく新しい楽器はうまい人(リペアマンやテクニシャン等含む)に1か月ぐらい預けると だいぶ良くなると聞きますが、具体的にどういう事をしているのでしょうか?
ピッキングの上手い下手などで変わるのか、例えば1つのポジションごとにルート弾きでしばらく弾き続け、次のポジションに移るという事を指板上の全てで行う事をするのかなどをやっているのでしょうか? また、アンプに繋ぐことや、生音でやる事で違いは出てくるのでしょうか?
-
2 すわべ 2009/08/24(Mon) 16:30
- >>1
俗に言う「エージング」ですね。 ショップ単位で引き受けている所も有るようですが、何をどうしているのかは教えてもらえないと思います。 それは「企業秘密」の範疇に入る事だからです。
でも、これは裏返すと「何もしていなくても判らない」なのです。 預けて数週(当然自分はその間その楽器は弾けない)後に「良くなった」と言われて返された時に 預ける前と預けた後でどう変わったか(あるいは変わっていないか)を冷静に判断出来る人は少ないでしょう。
もちろん、それを逆手に取った「悪徳業者」がいるとは思いたくないですが・・・他業種であるんですよね・・・実際に。
オカルトめいた話もある分野ですので、実際に体感出来た人だけが信じられる話だと言っても良いかも。
あるギタリスト(確かHEARTの人)は、自宅の地下室に新品のギターとマーシャルのアンプを持ち込み 数日間フィードバックさせっぱなしにするそうです(昔、某誌のインタビュー記事で読んだ記憶)
-
3 すわべ 2009/08/24(Mon) 16:38
- >>2 続き
コントラバスの話ですが、コントラバスの駒は弦の張力でボディ表板に押さえ付けられているだけで さらにその張力は表板と裏板の間に挟まった魂柱に伝わります。 この魂柱も弦の張力で留まっているだけで、接着等の固定はされていません。 その為、コントラバスは弦交換の後数日~数週しないと音色が定まらないのだそうです。
電気楽器も弦振動が伝わって音色を出している訳ですから、ブリッジ周りやナット、フレットと言う弦に直接触れる場所 それとボルトオンネックの場合はその接合部、さらにはPUの固定部などが多少なりとも影響があるだろうと思います。 この辺に適切な調整を加えてやる事でその楽器のポテンシャルを引き出させると言う事はあると思います。 恐らく、そう言う作業=総合的なセットアップをしているのではないかと思うのですが・・・
-
4 ひきこみ 2009/08/24(Mon) 17:01
- この話題、某掲示板で荒れているのを見たことがあります。
施行前後で録音して聴き比べてみたいなあ。
-
5 オアシス地球 2009/08/25(Tue) 18:08
- 昔、友人の持ってた60年代のプレベを弾かしてもらったんですが、これが見事に
ダメダメな楽器で、ボディもネックも全く振動しないんですよ。どこかで振動を吸収 しちゃってる感じで。アンプで音出しすればそれなりの音がしたのかも知れませんが これなんか「よく分かってる」リペアマンに例えば「再組み込み」とか手段があった のかな?と思い出しました。
ウッドに憧れた時期があって、オリエンテの「サイレントベース」というのを持ってた ことがありますが、ボディ形状以外はほぼウッドで、マグネットとピエゾのPUを取り付 けたりしましたが、エレベ弾きの悲しい性か、どうしても弦高下げたくなっちゃうんで すよ。ブリッジ削ってどんどん下げていったら、見事に音が悪くなりました。 ウッドはある程度の弦高がないとダメです。エレベとは全く別モノの楽器だという事を 思い知らされ、手放してしまいました。
|