- 1 ゆかり 2002/06/03(Mon) 23:41
- フェンダーのプレベとジャズベってどう違うんですか?
音とかも違うんですか? 初心者にはどっちがいいですか?
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77 ギチ 2016/12/26(Mon) 11:26
- 70年代のジャズベースの音って、
スラップに向いた音がするのでしょうか?
そう書かれた記述が どこかで見たもので。
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78 genjii 2016/12/26(Mon) 11:51
- どうなんでしょうねえ?
自分の好みのスラップの音がするかどうかが問題だと思いますけど・・・ すわべさんのおっしゃるとおり、雑誌とかに書いてあることの類は体外が宣伝文句だというのには同意見です。 私個人だと、ムジクマンのスラップの音は大好きだけどPBでハイの良く出るやつにソリッドアンプでミドル上げてやれば十分いい感じになるし、 いま流行のF社OLDモデルタイプのJBではどうしてもいい感じのサムプルの音はでないし、 かといって、バスウッドの安いコピーモデルのJBでパキパキの良いチョッパーできるし・・・ まあ、うちの娘にいわせると、私のベース音は、ノッテきたらみんな「ファンキーな音」で、楽器に拘っている意味はないと 言われていまして、 結論「楽器を鳴らすことができれば」結果、結構いい音はだせるので、気に入った音のするベースを、触らせてもらって確かめる。 のが、間違いないと思いますけど。
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79 すわべ 2016/12/26(Mon) 13:37
- >>77
Fender JAZZBASSは1969〜70年頃にリアPUの位置が10mm程ブリッジ寄りに移動しています。 この位置関係の差異が70年以前と以降で区別される要因の一つだと思います。 あと確かPUのワイヤー被膜もエナメルからウレタンに替わったのもこの時期だったかも(聞きかじりです) それと70年代でも中盤に入るとボディ材が重いアッシュになり、コンター加工も浅くなるなど出音に少なからず影響を与えそうな変更が加えられています。 そう言った要因が重なった結果「スラップに向いた音」とされるのでしょう。
個人的には、特定の奏法に向き不向きのある楽器はそれなりに有ると思いますが、FenderのPBやJBは極めて汎用性が高いので「奏法、ジャンル、何でもござれ」だと思っています。 特にJBはスラップ・指弾き・ピック弾きどれでも行ける万能選手だと思っています。
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80 ギチ 2016/12/26(Mon) 14:11
- 自分の住んでいる200キロ圏内にビンテージを扱っている楽器屋が無いうえに、
持っている人も居ないので、 ここで聞いてみた次第でした。
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81 genjii 2016/12/26(Mon) 14:17
- >>77,79
PUはワイヤーも変わってますが、ボビンも見た目的に色が変わってますし、全面に 見直されたのかもしれないですね。 あと、メイプル指板ネックの比率が多くなっているのも、アッシュボディと同じく、音の傾向が変わっているといわれている理由なんですかね?
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82 genjii 2016/12/26(Mon) 14:27
- >>80
vintageもので、当時の姿を残しているもの(傷がないということではないですよ、ハードパーツ、電気系がオリジナルで保たれているもの)は 非常に少ないので、実際に「ビンテージの音」を弾いて知っている人はかなり少ないと思いますよ。 かつ、私も「触らせてもらった」ことはありますが、「そのときにつなぐことができたアンプの音」でしかわからなかったので 「こんなもの?」といった感じの時が多いです。 すわべさんはじめ、みなさんがどのようにお答えされるか、ちょっと楽しみなんですけど、 やはり、「70〜80年代のフェンダーベース弾き」の人の音源をあたるのが良いのではないかと思います。 「枯れた音」がお望みならば、現代のOLDフェンダー使いの人の音源かな?
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83 ギチ 2016/12/26(Mon) 16:01
- 色々とありがとうございます!
勉強させてもらいます!
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84 すわべ 2016/12/26(Mon) 17:18
- >>81
70年代JBでスラップ向きの音がしそうな個体のイメージ、確かにアッシュボディ+メイプル1ピースのネックが思い浮かびます。
個人的には、この辺のボディ材や部品の変更は原価低減が目的で、音質の仕様変更ではなかったのだと思っています。 先に挙げたコンターが浅くなっているのもそうですし、ネックジョイントの嵌め合いが緩くなっているのも工数を減らして安く上げる為だったと。
私所有の楽器でヴィンテージと呼ばれる物は1965年製のPBがそれですね。 人によっては82年製や83年製もヴィンテージと呼ぶ人もいますが、当時新品で売られていたのを知っている楽器がヴィンテージと呼ばれていると不思議な感覚に襲われます(笑)
65PBは、私にとっては一番軽くて扱いやすいベースですね。 結構楽々とムチムチでブリブリな音が得られるので弾いていて楽しいベースです。 特に真空管アンプでナチュラルにドライヴさせた時は「上から下まで全部ミッド」です。 所謂「ヴィンテージの枯れた音」がコレなのかな?と思いますが、だとしたら枯れた音ってのはずいぶんとイキが良いもんだな、と(笑)
カスタムショップの64年型JB(2001年製)は、あと40年経ったらどうなるか興味が有ります。 しかしその結果を私が知る事は無いかも知れないなぁ・・・
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85 すわべ 2016/12/26(Mon) 17:27
- そうそう。
私の65PBは塗装が剥がされてナチュラル塗装にされた「剥ぎナチュ仕様」です。 70年代に塗装剥ぎが流行ったので、その頃の所有者がやったんだろうなと思います(笑)
ただオリジナルコンディションには程遠く、ナットやフレットと言う消耗部品からペグやピックガードにポット&ジャックと言ったハードウェアも交換されています。 床の間に飾って置くお宝ではなくて実用する楽器ですので、それで良いと思うのですがコレクターには見向きもされないですね。
楽器は奏者に使われ続けてこそ価値があるのですから、ヴィンテージはその価値ある歴史を持った楽器だと言えるかも?なんて今思い付きました(笑)
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86 genjii 2016/12/26(Mon) 17:42
- カスタムショップで組んだ、なんちゃって70年代後半JBと、PB2本が手元にあります。
JBはメイプルブックマッチボディ+メイプル/エボニーフレットレスネック+duncanHOT、30年ものかな? 枯れてきましたが、やはり、材の持つ固い音の癖は抜けず、でもPU交換したらすごく良くなった。 PB2本は35年ものくらいですかね? 1本は40年物かも? 両方ともボディはせんですが、片方はオイルフィニッシュ+マホガニーネック+duncanSPJB1、ラッカー+メイプル2ピースフレットレス+moonHOTPJ オイルフィニッシュのほうは、元から乾いた音でおよそPBではなく、ほとんどJBに近いような音で不思議なやつですが、やはり更になんというか、ブイブイ言わせる感はなくなって ほんと、下手なJBよりJBな、チョッパーとかプリアンプなしでパキパキな音に・・・ フレットレスのほうは、ブリブリ感が程よく抜けてきて、なんといいますかね?バタ臭さの抜けた、んんん けど、「枯れるって、こんな感じ?」ってのがわかる気がしてます。
でも、元の音をよく知らない楽器の「枯れた音」って、実は想像がつかないんですよね。 なんか、学生のころに指咥えて眺めてた60'sのJBとかも、その頃で20歳とか30歳くらいなんですけどね。
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