- 1 d.t 2008/11/14(Fri) 14:55
- いつも拝見させていただいて、とても勉強になっております。
今回、ヒューズ交換についての質問よろしく御願い致します。
よく、オーディオマニアのサイトなどを観覧すると 『アンプのヒューズを良質なものに交換すると音質がよくなる』 と、書かれているのですが、 楽器用アンプもヒューズ交換で多少なりと音の向上が見込めるのではないかと思い(シールド、スピーカーケーブルなど初め、その他機材は自分なりに良質な装備を揃えました。)、 ヒューズを交換考えているのですが、アンプ内部の構造については素人なもので、質問よろしく御願い致します。
●使用アンプは『AMPEG SVT-2PRO』なのですが、 使われているヒューズの数はパネル裏のヒューズボックスの部分の1個だけなのでしょうか? (怖くて、ネジを外してアンプの内部は見ていません)
●パネル裏のヒューズボックスからヒューズを取り出して確認したのですが、 『 T 10A H 250V 』としか刻印されていなく、 色々とネットなどを調べていると スローブロー(遅延型)とファーストブロー(速断型)の2種類があるようなのですが、 2PROのヒューズはどちらなのでしょうか? (FOA、TOA、などの刻印も無かったです) 以上。 ヒューズ交換で かなりの音質向上は期待していないのですが、 いかんせん気になってしまい、 ネットでも そんなにベースアンプのヒューズについて書かれている記事を見かけないので、質問させていただきました。 よろしく御願い致します。
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2 すわべ 2008/11/14(Fri) 16:12
- >>1
まずこれだけは覚えて置いて下さい。 「電源ヒューズの交換は素人がやってはいけない」です。
修理の場合は特に「原因の特定と対処」が済んでからでないと、またヒューズが飛ぶ事になります。
私は万一の時の為、予備のヒューズを常に用意しているのですが(アンプはSWR) メーカーのサービス担当者の話を挙げると「自分で出来ると思っても持って来て欲しい」との事です。 これは商売としての話ではなく、機器を安全に運用する為にもそうして欲しいと言う話です。
オーディオマニア的見地からの意見が実際の所どうかは判りませんが、その辺のトライアルをする場合は 「何が起きても全て自己責任」です。 先に書いた「素人は手を出すな」は裏返すと「玄人ならやっても良い」と言うよりも 自分で責任がとれるかどうかの境界を考えろと言う意味です。 どうしてもやると言う事なら「どうぞご自由に」としか言えませんが・・・
電源部のヒューズは「FAST BLOW/即断」です。 万一のトラブルの際に即動作する安全装置としての意味合いが有りますので即断でないといけないのです。 「SLOW BLOW」はパワーアンプ部など、過負荷の状態が続きそうな時(瞬間的な過負荷はスルーする)に切れるように使われます。
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3 すわべ 2008/11/14(Fri) 16:28
- 続き。
もし交換する場合、ヒューズは必ず同じ定格の物(○○A・○○○V)を使うようにしないといけません。
絶対にやってはいけないのは「ヒューズ部直結」です。 万が一のトラブル時に深刻なダメージを受ける可能性が有りますし何よりも危険です。 これだけは何が有ってもやらないように。
>怖くて、ネジを外してアンプの内部は見ていません
賢明です。 真空管アンプ(全段真空管)の場合、動作に何百Vと言う高電圧を必要とします。 この電圧がコンデンサ等に残っている事があるのです。 無造作に内部に触れたりすると「ボン!」です、良くて火傷〜悪ければ命に関わる事故に繋がります。 プロは必ずこの辺を放電させる処理をしてから作業に掛かります。 真空管アンプの内部は「素人が手を出せない場所」だと思って良いでしょう。
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4 d.t 2008/11/14(Fri) 16:55
- 詳しい返答、誠にありがとうございました!
やはり、アンプ内部の事は素人の私は手をださない方が良いと解りました。 音質向上効果は、ほかの方法で模索していこうと思います。 ありがとうございました!
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5 たけちゃん 2008/11/14(Fri) 21:49
- 決着してるんでアレですが(笑)
>『アンプのヒューズを良質なものに交換すると音質がよくなる』 根拠を聞いてみたいものです。
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6 すわべ 2008/11/15(Sat) 00:38
- ちょっとググってみたら、電源ヒューズだけでいろんな商品が出ているようです。
正直、ほとんどの物が頭を抱えたくなるようなフレコミの物ですが・・・
まあ、「偽薬も薬のうち」と言う事でしょうね(苦笑)
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